3歳半検診で「受け口」と言われたら?3歳からの矯正装置「ムーシールド」ってどんなもの?

この記事のまとめ
  • 子どもの「受け口」の主な原因
  • ムーシールドがどんな装置で、どうやって受け口を改善するのか
  • なぜ3歳からの矯正が効果的なのか
  • 治療を始める前に知っておきたい注意点

子どもの成長の大きな節目である 「3歳半検診」

無事に大きくなってくれた喜びと同時に、「虫歯はないかな?」「歯並びは大丈夫かな?」とドキドキする場でもありますよね。

そんな検診で、歯科医師から 「受け口(反対咬合)ですね」 と指摘され、ハッとされた親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

「3歳 受け口」「3歳 矯正」 と検索すると、よく目にするのが 「ムーシールド」 という言葉だと思います。

「一体どんな装置なの?」「こんなに小さいのに矯正できるの?」と疑問に思う方へ向けて、今回はこの「ムーシールド」について分かりやすく解説します。

目次

そもそも、なぜ「受け口」になるの?

受け口の原因には骨格の遺伝などもありますが、実は 「お口周りの筋肉のバランス」「舌の癖」 が大きく影響しているケースが多くあります。

舌の位置が低い(低位舌) 本来、上あごにぴったりついているはずの舌が下がり、下の歯を内側から押し出してしまう状態です。

上唇の力が強い 上唇が上の前歯を内側に押さえつけてしまい、上あごの成長を妨げてしまいます。

こうした「お口周りの筋肉の癖」を改善し、正しい成長を促すための装置が「ムーシールド」です。

ムーシールドってどんな装置?

ムーシールドは、ワイヤーで歯を直接動かす従来の矯正装置とはまったく異なります。

1. マウスピース型で、就寝時に使用

透明なプラスチック製で、マウスピースのような形をしています。基本的には夜寝ている間に装着するだけなので、日中の保育園や幼稚園での生活に支障はありません。

2. 筋肉のバランスを整えるトレーニング装置

ムーシールドを口に入れると、自然と舌が持ち上がり、正しい位置(上あご)に誘導されるように設計されています。また、上唇の過度な緊張を和らげる「シールド(盾)」の役割も果たします。

3. 「お子様自身の成長する力」を利用

無理に歯を引っ張るのではなく、舌や唇の正しい動きを身につけることで、お子様自身の顎の正常な成長を促し、自然と受け口を改善していく──そんなアプローチの装置です。

3歳からの矯正、まずは専門医にご相談を

「3歳で矯正なんて早すぎるのでは?」と思われるかもしれません。しかし、お口周りの筋肉が柔軟で、顎がこれから大きく成長していくこの時期だからこそ、ムーシールドのような 「成長の力を利用したアプローチ」 が非常に効果的なのです。

ただし、すべてのお子様にムーシールドが適応するわけではありません。

骨格的な問題なのか、筋肉の癖によるものなのか、それとも一時的な噛み合わせの問題なのか──。それを正確に診断したうえで、「ムーシールドを使うべきか」「いつから始めるべきか」を見極めることが大切です。

3歳半検診で受け口を指摘されて不安に感じている方は、一度お気軽にご相談ください。お子様の健やかなお口の成長を、一緒にサポートさせていただきます。

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